まちづくり・あれこれ

名古屋栄に「ヒサヤオオドオリパーク」がオープン

しばらく工事が進められてきた名古屋栄地区の久屋大通公園が先月18日、リニューアル・オープンした。たまたま当日、名古屋へ行く機会があったので、ついでに寄ってきた。時間はちょうどお昼時。だが、天候はあいにくの小雨模様。それでも久しぶりにオープン…

港北ニュータウンと「中川地区」まち歩き

港北ニュータウンで「ニュータウン人・縁卓会議」が開催された。私は高蔵寺ニュータウンの現状を報告するために参加したが、会議前の午前中、港北ニュータウンのまち歩きツアーがあったので、まずはそれに参加した。 横浜市営地下鉄「センター北」駅の直上に…

おいでん・さんそんセンターと足助の町並み

2002年から2004年にかけて、足助町役場で働いていたことがある。その後もしばらくは現地に行って、当時の仕事仲間や定住した家族に会いに行ったこともあったが、ここ10年ほどはほとんどご無沙汰している。「三河山間地域の定住施策―愛知県交流居住センターの…

可児市周辺の大規模商業施設を見て

岐阜県可児市の「ピアゴ可児店」が「ドン・キホーテUNY可児店」に変わったというので、可児市在住の方の案内で見学をしてきた。場所は可児市役所の隣。ピアゴ可児店は1981年にユニー可児店として開店したが、2010年に一旦閉店。その後、2012年に建物もS造平…

岐阜市の歴史的町並み

岐阜市の川原町辺りを歩いたのはもう14年も前のことだ。先月、日本建築学会東海支部都市計画委員会の主催で、岐阜市歴史まちづくり課の方から「歴まち計画」について聞き、現地を案内していただく見学会が開かれた。久しぶりに岐阜市の町並みが見たくて参加…

グルッポふじとう(高蔵寺まなびと交流センター)、オープン

新年度を迎えた先週日曜日の4月1日、高蔵寺ニュータウン内に新たな市民交流拠点「グルッポふじとう」がオープンした。「まなび」「交流」「居場所」をコンセプトにした多世代交流拠点施設というのが、春日井市が紹介する施設のコンセプトで、図書館、児童館…

「押沢台ブラブラまつり」と「押なび」

高蔵寺ニュータウンの東端の町内、押沢台でちょっと気になる住民活動が続けられている。題して「ブラブラまつり」。今年度の「第13回住まいのまちなみコンクール」で国土交通大臣賞を受賞した。また最近、地元中日新聞の地域版に、地域の特色をまとめた冊子…

ままま勝川と勝川駅周辺の商業施設

久しぶりに名古屋へ出た帰りに、勝川駅周辺を回ってみた。勝川地区は同じ春日井市内でもあり、時々、駅を利用したり、最近では年に一度、市が開発したホテルプラザ勝川での会合に出席したりしているが、駅周辺をじっくり歩いたことは少ない。これまで、2000…

「グローバルゲート」と「ささしまライブ24」地区

10月5日に名古屋駅南の「ささしまライブ24」地区に新たな複合施設「グローバルゲート」がオープンした。「テラッセ納屋橋」へ見学に行くついでに、ぶらっとグローバルゲートも見学をしてきた。 「ささしまライブ24」地区は、名古屋駅から「あおなみ線」で一…

納屋橋東再開発ビル「テラッセ納屋橋」

名古屋の堀川・納屋橋南東の一角で建設が進められていた再開発ビルが完成し、7月に竣工式典があった。既にマンションの入居は始まり、テナントである読売新聞も営業を始めている。商業棟などは9月にグランドオープンする予定。その前に再開発組合の方から話…

横浜馬車道駅周辺の再開発(北仲通北地区・南地区)

先日、仕事でUR都市機構の本社へ行く機会があった。せっかくなので、UR都市機構本社が入る横浜アイランドタワーを含めた北仲通南地区とその北側の南地区の再開発について見学をしてきた。 当日はJR桜木町駅から歩いてみたが、暑い中では少し遠い。大岡川に架…

太田川駅前施設が完成

昨年9月に東海市の太田川駅西口に再開発ビル「ユウナル東海」が完成し、その完工式が行われた。その後、駅西広場が整備され、西側の15m歩道につながる歩道橋も完成した。これで太田川駅周辺の市による施設整備はひと段落。3月26日に関係者を集めて太田川駅…

おたがいさま運動の結実 「南生協病院」と「よってって横丁」

南医療生協の「南生協病院」とその隣に昨年4月にオープンした「よってって横丁」を見学してきた。2010年に開設された「南生協病院」は翌年度の第19回愛知まちなみ建築賞を受賞しており、地域に開放された病院として高い評価を受けている。今回隣に、有料老人…

「ユウナル東海」と名鉄太田川駅周辺のまちづくり

愛知県東海市の太田川駅前と言えば、「デフレの正体」で藻谷浩介が「好景気にも関わらず閑散な駅前の代表」として取り上げていた。「デフレの正体」が発行されたのは5年前で、確かにその頃はまだ区画整理事業などは目に見える形ではできていなかったかもしれ…

ミライのフツーを目指す とよたエコフルタウン

豊田市が整備し、この4月にフルオープンした「とよたエコフルタウン」の見学に行ってきた。豊田市は2009年に環境モデル都市に指定され、人と環境と技術が融合する「ハイブリッド・シティ」をキーワードに環境先進都市づくりを進めている。2010年には横浜、け…

仙台から石巻まで、被災地を巡る。

仙台駅を起点に1日、仙台市から東松島市、石巻市、女川町の被災地を回ってきた。 まずは仙台市宮城野区福田町南仮設住宅へ。ここには伊東豊雄らによる帰心の会が被災地の仮設住宅に建設している「みんなの家」の第1号が建設されている。「みんなの家」は様々…

刈谷のまちづくり みなくる刈谷とカリコン・カリアンナイト

春恒例の建築学会東海支部都市計画員会「春の見学会」に参加してきた。今年は刈谷市。日本政策投資銀行の藻谷氏が「日本一寂れた中心市街地」として各地で講演して回り、地元でも話題になっていた2005年に中心市街地を見学したことがあった。今回、7年ぶりに…

桑名市赤須賀のまちづくりと水郷景観

桜まっさかりの桑名市へ行ってきた。建築学会東海支部都市計画委員会恒例の春の交流会。桑名市へは2002年9月に中心市街地を歩いたことがあるけれど、それ以来の実に9年ぶりの訪問。当時は中心市街地活性化計画を中心に話を伺い、見学は駅前の再開発や寺町通…

三河田原駅周辺のまちづくり

愛知県田原市は先進的かつ積極的に住宅施策やまちづくりに取り組んでいる自治体である。古くはHOPE計画に取り組み、市街地再開発事業に取り組み、中心市街地活性化対策に取り組んできた。以下のサイトは2004年9月に田原市を訪れた時のものだが、それ以前の記…

「白壁・主税・橦木」の町並み保存活動

都市住宅学会全国大会(名古屋)の見学会で名古屋市の白壁・主税・橦木町界隈を歩いてきた。最近、通勤帰りにこの界隈を歩いていくこともたまにはあり、見慣れた景観ではあるけれど、改修し一般公開後、まだ入館したことのなかった建物に入ることができた。…

豊川稲荷門前のまちづくり

豊川稲荷門前のまちづくりについては、『あいちまちづくりシンポジウム「地域が担うまちづくり・まちおこし」』で、豊橋技術科学大学の松島先生と「(株)豊川まちづくり そわか」の鈴木代表取締役から話を聞いた。その時に「何やら元気な取組みが豊川で行われ…

椿とともに散歩道を歩く-2009冬

昨年に引き続き、今年も常滑やきもの散歩道で、つばきをテーマに展示されたギャラリーを巡るイベント「椿の頃、陶都とこなめに遊ぶ」が開催された。これで3回目。仲間内で「やりたい!」という声が出たら開催するという不定期イベントで、今年は少し準備不足…

可児市桜ヶ丘ハイツの住民主導のまちづくり

「各務原の景観まちづくり」を見学した後、続いて可児市桜ヶ丘ハイツに向かった。ここは、住民主導で地区計画の策定や様々なまちづくり活動が展開されており、今期の都市住宅学会で学会賞を受賞することとなった地区である。推薦をされた名城大学の海道先生…

各務原の景観まちづくり

都市住宅学会中部支部の見学会で、岐阜県各務原市と可児市を見学した。秋の午後からの見学会で、明るい時間が短く、駆け足で巡ったものの可児市に着く頃はもう夕闇が迫り、あわただしい半日となった。まずは各務原の景観まちづくりから。 まず最初に、「学び…

城下町・犬山・まち歩き

国宝・犬山城のお膝元の城下町に高層のビジネスホテル建設騒動が持ち上がり、犬山市に景観条例ができたのが平成5年。平成6年からの2年間、この街の景観まちづくりに多少とも関わったことがあったが(ほとんど何もできなかったが)、地元(市・住民)の努…

椿の頃、陶都とこなめに遊ぶ

2月2日(土)3日(日)の2日間、常滑やきもの散歩道でつばきをテーマに展示されたギャラリーを巡るイベント「椿の頃、陶都とこなめに遊ぶ」が開催された。前回は2年前に開催し、今回が2回目。私はこのイベントの主催団体「タウンキーピングの会」の一員として3日…

知多半田駅前 CLACITY HANDA

久し振りに名鉄知多半田駅に降り立ったところが、ホームから見られる景色が大変貌を遂げていてびっくりした。知多半田駅前地区市街地再開発事業が完了し、再開発ビル「クラシティ半田」が完成オープンしたことは知っていたが、こんなにすごいとは思っていな…

まちづくり・あれこれ

各地で、住民が主体となったまちづくりが行われています。これらのうち、私が仕事で関わったり、見学会等で訪問して話を伺ったりしたものを紹介します。 なお、まちづくりは生きています。話を伺ったときと現在では状況が異なるものもあるかと思いますが、ご…