高蔵寺ニュータウン

若きプランナーが目指した高蔵寺ニュータウンの未来像

日本都市計画学会とUR都市機構の共催で、「高蔵寺ニュータウン50周年記念事業 公開研究会」が開催された。「高蔵寺ニュータウン草創期の話」で伺った筑波大名誉教授の土肥博至先生と、同時期に津端氏の元で高蔵寺ニュータウンの構想づくりに携わった元九州芸…

今年は高蔵寺ニュータウン、次の半世紀の始まり

昨年は多摩ニュータウンや港北ニュータウンなどを見学。そして高蔵寺ニュータウンは50周年を迎えた。今年は51年目。新たな半世紀が始まる。今年のお正月は久しぶりに家で迎えた。朝のウォーキングに少し足を伸ばして、近くの白山神社と円福寺まで行ってきた…

「住宅団地再生」連絡会議in高蔵寺

今年は高蔵寺ニュータウン入居開始50周年ということで、様々な催しが開かれている。6月には、ニュータウンで最初に入居が始まった藤山台地区の住民有志による「藤山台50周年記念式典が高蔵寺まなびと交流センター「グルッポふじとう」体育館で開催された。 …

高蔵寺ニュータウンについて(その3)

「高蔵寺ニュータウンについて(その2)」から続く。 サンマルシェ内に設置された市民団体拠点施設「東部ほっとステーション」には現在、10団体が登録し活動を行っている。その中の一つ、NPO法人「高蔵寺ニュータウン再生市民会議」は、ニュータウンの計画立…

高蔵寺ニュータウンについて(その2)

「高蔵寺ニュータウンについて(その1)」から続く。 2016年3月に「高蔵寺リ・ニュータウン計画」が策定・公表された。計画期間は2025年までの10年間。「ほっとできるふるさとでありながら、新たな価値を提供し続ける“まち”であり続けること」(リ・ニュータ…

高蔵寺ニュータウンについて(その1)

都市住宅学会の機関紙「都市住宅学」第102号に、依頼を受けて、高蔵寺ニュータウンの最近の動向等に関する文章を書いた。著作権の問題もあるが、せっかくまとめたことでもあり、適当に改変しつつ、ここに掲載したい。 高蔵寺ニュータウンは、1968年に最初の…

グルッポふじとう(高蔵寺まなびと交流センター)、オープン

新年度を迎えた先週日曜日の4月1日、高蔵寺ニュータウン内に新たな市民交流拠点「グルッポふじとう」がオープンした。「まなび」「交流」「居場所」をコンセプトにした多世代交流拠点施設というのが、春日井市が紹介する施設のコンセプトで、図書館、児童館…

「押沢台ブラブラまつり」と「押なび」

高蔵寺ニュータウンの東端の町内、押沢台でちょっと気になる住民活動が続けられている。題して「ブラブラまつり」。今年度の「第13回住まいのまちなみコンクール」で国土交通大臣賞を受賞した。また最近、地元中日新聞の地域版に、地域の特色をまとめた冊子…

「春日井市を元気にするアイデア」募集

春日井商工会議所が創立50周年を記念して、昨夏から「春日井市を元気にするアイデア」の募集をしていた。先週末に開催された50周年記念大会で表彰式が行われ、私の提案を最優秀賞に選考いただいた。入選までは知っていたが、最優秀賞は当日、壇上で初めて発…

高蔵寺ニュータウン草創期の話

映画「人生フルーツ」が全国的にヒットして、津端修一夫妻のことは高蔵寺ニュータウン内でも大きな話題になっている。先日は妻が、正月に東海TVで再放送された番組を録画して友人と鑑賞会をしていた。私も、社内の本棚にあった「高蔵寺ニュータウン計画」(…

高蔵寺ニュータウンの未来像

(社)都市住宅学会中部支部住宅再生部会が主催して、「高蔵寺ニュータウンの未来像」と題するシンポジウムが開催された。冒頭、椙山女学園大学の村上先生からあいさつを兼ねて、多摩・千里と比較しつつ高蔵寺ニュータウンの概略説明があった後、基調講演とし…

ニュータウンの再生-行政とまちづくりの論理

4月25日(土)に(社)都市住宅学会中部支部の講演会が開催された。テーマは「ニュータウンの再生」。内容は、「高蔵寺ニュータウンの現状と再生に向けた取り組み」についてNPO法人高蔵寺再生市民会議代表の曽田忠宏氏から、「桜ヶ丘ハイツにおける住民主導の団…

ニュータウン人・縁卓会議in高蔵寺

今年は春日井市政65周年にして高蔵寺ニュータウン入居開始40年目に当たる。こうした節目の時期に、多摩ニュータウン、千里ニュータウン、筑波研究学園都市と高蔵寺ニュータウンの居住者が一堂に集まり意見交換を行うイベント「ニュータウン人・縁卓会議」が…

ニュータウンの再生・活性化

戦後高度成長期に開発されたニュータウンの再生・活性化が昨今の大きな課題の一つとして取り上げられることが多くなってきた。千里ニュータウンの「千里すまいを助けたい!」や多摩ニュータウンの「フュージョン長池」などのNPO活動が注目され、国土交通…