2014-01-01から1年間の記事一覧

三河山間地域の定住施策-愛知県交流居住センターの活動

愛知県交流居住センターという組織がある。愛知県地域振興部山村振興室の取組を受けて、平成20(2008)年に設立された。先日、この事務局長を務めている(一社)地域問題研究所の加藤さんからセンターの活動と県内各市町村の定住施策の状況について話を聞いた。 …

「D.M市でのまちづくり」を振り返る

初めてパソコン通信に触れてニフティのFCITYに参加した頃、「D.M市でのまちづくり」という連載投稿をした。1994年2月から96年にかけての2年間のまちづくりの報告だ。今も「犬山北のまちづくり」としてHPに保存してある。先日、久し振りに犬山のまちを歩く機…

環境技術を駆使 愛知学院大学名城キャンパス

職場からすぐ近くにこの4月、愛知学院大学名城キャンパスがオープンした。これまで名古屋の郊外・日進市にあった商学部・経営学部・経済学部のビジネス系3学部を名古屋の中心地、名古屋城や官庁街に近接する地区に移設した。地下鉄「名城公園」駅から徒歩1分…

日本のカタチ2050

みかんぐみの「竹内昌義」、R不動産の「馬場正尊」、コミュニティデザイナーの「山崎亮」。今をときめく建築関係者の名前が表紙に大書されていた。そして「日本のカタチ2050」というタイトル。35年後の2050年を時代の最先端を行く彼らがどう描くのか。興味を…

リニアで名古屋が変わる

住宅金融支援機構東海支店の講演会があったので参加した。講師は明治大学専門職大学院長の市川宏雄氏。講演のタイトルは「リニアが日本を改造する本当の理由~リニアで名古屋が変わる」。リニア中央新幹線開業による名古屋圏への影響について様々な資料を元…

「空き家」が蝕む日本

日本で住宅インスペクションを初めて業として始めた長嶋氏のことは、数年前から注目していた。最近は国交省が設置した研究会の委員を務めるなど活発に活動をされている。タイトルから当然、空き家問題に関する本だと思った。長嶋氏らしい空き家対策の提言で…

空き家問題

平成25年度に実施された住宅・土地統計調査の速報値が公表され、新聞等で空き家の増加がセンセーショナルに報じられたことで、空き家問題がホットな政策課題となりつつある。実際は新聞等で報じるほど、都市部や郊外地で空き家が発生しているわけではなく、…

設楽町の木造公共建築とダム移転者用住宅地整備

もう1ヶ月近くも前のことで、次第に記憶から薄れつつある。いい加減に簡単でもいいからまとめておこう、と思って整理しておく。 愛知県北設楽郡設楽町は新城市の北。名古屋から東名高速で豊川ICで降り、国道151号を北上していく。新城市内に入り、国道151号…

横丁と路地を歩く

全国の横丁や路地を歩き、紹介する。現存するものが24か所。消えた横丁2か所。さらに新たに誕生した横丁として「おかげ横丁」など4か所が紹介されている。その多くは東京に片寄っていて、その他の地域は本書のためにわざわざ取材して追加したという印象だ。…

インフラの呪縛

「インフラの呪縛」というタイトルからは、単純な公共事業批判の本という誤解を生みやすい。だが実際は、河川や道路、鉄道事業などの戦前・戦後からの経緯を丹念に振り返り、公共事業がどういう経緯で現在に至り、どんな課題に直面しているのかを明らかにし…

高島平団地におけるUR賃貸住宅のリノベーション

東京都板橋区のUR高島平団地で実施されているリノベーション住戸の見学会に参加した。都営三田線「高島平」駅を降りると目の前に広がる巨大団地に、「これがあの高島平か」とまずは感嘆。線路に沿った緑地を歩き、集合場所の集会所に着いた。まず最初にUR賃…

ミライのフツーを目指す とよたエコフルタウン

豊田市が整備し、この4月にフルオープンした「とよたエコフルタウン」の見学に行ってきた。豊田市は2009年に環境モデル都市に指定され、人と環境と技術が融合する「ハイブリッド・シティ」をキーワードに環境先進都市づくりを進めている。2010年には横浜、け…

近居

「夫婦+子ども二人」の標準家庭と言われてきた世帯が現実には非常に少なくなり、単身世帯の増加が顕著になって、また危惧されている。マスコミでは高齢者の孤立死が大々的に報道され、介護などの高齢者への対応の必要性が声高く叫ばれている。私の周りでも…

名古屋城の秘密

本丸御殿の整備が着々と進む名古屋城。先日は昨年5月から一般公開されている玄関と表書院の見学記を投稿したところだが、今度は考古学の先生による「名古屋城の秘密を読み解く」と題する講演会を聞きに行った。 講師となっていただいたのは奈良大学学長の千…

箱の産業

前回の「場の産業」から遡って、「箱の産業」を読んだ。「箱の産業」の成立と成長を経済状況や時代状況から述べる本かと思っていたが、プレハブメーカー8社の創業時の住宅開発に関わった16名の人々に当時の状況を聞くインタビュー記事が並べられている。その…

建築―新しい仕事のかたち

東大の松村先生が最近、「箱の産業」と「場の産業」という言葉を使い始めた。プレハブメーカーなどの取り組みをまとめた「箱の産業」についてはこれから読んでいきたいと思っているが、先に「場の産業」についての本を読んだ。わずか150ページ足らずのコンパ…

住宅そのものではなく、住む機能を評価する・維持する・活用する。

既存住宅ストックをテーマに3人の方から話を聞いた。一人は名古屋学院大学の上山准教授。先生は経済学の立場から家計への住宅資産の影響等について研究をしている。日本は欧米に比べ、既存住宅流通比率が低く、住宅市場は圧倒的に新築住宅が中心となっている…

名古屋城本丸御殿 玄関と表書院を公開

復元工事が進められている名古屋城本丸御殿には3年ほど前に見学に行ったことがある。「名古屋城本丸御殿の復元工事」 昨2013年5月末から第一期工事分の玄関と表書院が公開されている。先日、また名古屋城本丸御殿の復元工事現場等を見学する機会に恵まれた。…

住まいを再生する

昨秋、講演をお願いした平山先生から本書の刊行を知らされ読み始めた。住宅問題や建築関係の研究者に留まらず、弁護士や法学、行政学、経済学などの多様な執筆者が分担して、東日本大震災及び福島原発事故による被災者支援と地域復興に向けて、現在直面して…

リバース・スプロールにいかに対応すべきか

名古屋では今、リニア中央新幹線の2017年度東京―名古屋間開通に向けて、地域活性化への期待が高まっている。開業後の2030年における名古屋圏の都市と住まいのあり方について、二人の研究者に話を聞いた。一人は成長管理型都市計画を研究しているM氏。もう一…

「これからの防災まちづくり」は情報共有と超ポジティブ思考

東京大学生産技術研究所の加藤孝明准教授の講演を聴く機会があった。その超ポジティブな発想に驚愕した。 講演のタイトルは「防災の基本とこれからの防災まちづくり」。最初に先生が専門とする「地域安全システム学」(先生曰く、東大生産技術研究所では一人…

あけましておめでとうございます。