2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

都市計画の世界史

娘に「都市計画の本がない?」と聞かれて、学生時代、日笠端先生の「都市計画」を教科書として使ったことを思い出した。が、今となってはどこにあるのかわからない。結局、この本を図書館で借りてきてレポートを提出したらしい。返却が年明けになっていたの…

公営・URにおける外国人居住問題

都市住宅学会中部支部公共住宅部会で、法政大学兼任講師・NPO法人かながわ外国人すまいサポートセンター理事の稲葉佳子さんから公営・URにおける外国人居住問題について話を伺った。先生は新宿区新大久保をフィールドに外国人居住問題について研究を重ねてき…

水都・大垣と桑名・六華苑

妻と二人の日帰り旅行で、大垣と桑名の六華苑に行ってきました。大垣・水門川の景観と、そして大垣城に寄りました。 大垣水門川、船町港跡前の広場では、「奥の細道むすびの地記念館」の整備中でした。平成24年春開館予定だそうです。市街はクルマで回りまし…

植民地建築紀行

著者の西澤氏とは一度プライベートでお会いしたことがある。当時は植民地建築の研究を主にしていることも知らなかったが、それを知った以降もなかなか著者の本を手に取る気がしなかった。それはもちろん日本が植民地支配をしていた時代、支配のための建築物…

ジェイコブズ対モーゼス

「アメリカ大都市の死と生」でこれまでの都市計画を批判し、住民主体による既存の環境を生かした都市再生を説いたジェイン・ジェイコブズ。本書の誕生のきっかけとなったのは、ニューヨークの都市行政官として君臨したロバート・モーゼスとの下町の都市改造…