2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日本木造遺産

建築史家の藤森照信と写真家の藤塚光政が日本を代表する木造建築23作品を訪ね歩く。どうやら二人は必ずしも一緒に現地に訪れたのではなく、それぞれが都合のよい日に別々に訪問しているらしい。特に写真家の藤塚光政は被写体の撮影条件のよい日を選んで現地…

復興<災害>

塩崎賢明氏は阪神・淡路大震災の直後から、住宅や暮らしの復興を一貫して主張されており、東日本大震災後も同様の姿勢から多くの著書を著すとともに、兵庫県震災復興研究センターや阪神・淡路まちづくり支援機構の代表を務められるなど、復興支援に先頭に立…

日本の都市から学ぶこと

著者のバリー・シェルトンはオーストラリア在住の都市計画家である。日本人の妻を持ち、長崎(と東京?)と名古屋で生活をした経験を持って、日本の都市の構造を読み解く。 最終の第7章に、 ●大半のサインを読むことなく都市を歩き回ったのだが、建物の基本…

白熱講義 これからの日本に都市計画は必要ですか

日本の都市計画界の重鎮・蓑原敬氏に饗庭伸を始めとする若い7名の都市計画の研究者や建築家が講義を聴き、対談をする。1部「講義編」では、2011年3月から13年2月にかけて蓑原氏の講義を中心に開催された研究会での討議を紹介し、2部「演習編」では若手7人か…